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“ボール保持”という新たな武器手にしたレアル・マドリー...直近38試合中23試合ポゼッション率で上回る

レアル・マドリーは、ジネディーヌ・ジダン監督に指揮を託して以降、プレースタイルに確かな変化が生じているようだ。

リーガエスパニョーラ開幕節、敵地リアソールでデポルティボに3-0と快勝したマドリー。この試合の2点目、MFカセミロの得点シーンはスペインでも話題を呼んでいる。

マドリーはGKケイロール・ナバスからボールをつなぎ、44本のパス交換を経て、DFマルセロのクロスからカセミロがゴールを奪った。実に1分47秒の間、デポルティボの選手たちは何もできず、ただただゴールを陥れられるのを見守るしかなかった。

マドリーは2017年に入り、38試合を消化している。そのうち、23試合においてポゼッション率で上回っており、“ボール保持”という新たな武器を手にしたと言える。

一方で、FWクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルの“BBC”を軸に磨き上げてきたカウンターも鋭さを失っていない。先のスペイン・スーパーカップ第1戦バルセロナ戦では、38,45%のポゼッション率でありながら、3-1と勝利を収めている。

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