明治安田生命J2リーグ第10節が29日に行われ、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉と徳島ヴォルティスが対戦した。この試合で徳島DF馬渡和彰が、ボールボーイへの乱暴な行為により退場した。
事件が起きたのはスコアレスで迎えた14分。左サイドにロングパスが入り、馬渡がこれを追う。GK佐藤優也が飛び出してタッチラインへクリアすると、素早くリスタートしたい馬渡がボールボーイにボールを要求する。ボールボーイがすぐにボールを渡さなかったこともあり、これに馬渡がヒートアップし、ボールを突き返すように軽くぶつけてしまった。高山啓義主審はこれを乱暴な行為と判断し、馬渡にレッドカードを提示。徳島は思わぬ形で10人での戦いを強いられることとなった。
これまで、世界でも同様の事件は起きており、2013年にはチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールがキャピタル・ワン・カップ準決勝のスウォンジー・シティ戦でボールボーイをボールごと蹴って一発退場になっていた。
なお、試合は前半を終了し、千葉が1-0でリードしている。
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