Jリーグは2日、明治安田生命J2リーグ第10節でボールボーイに対して暴力行為を行った徳島ヴォルティスDF馬渡和彰に対する処分を発表した。馬渡は2試合の出場停止となり、第11節アビスパ福岡戦（3日）と第12節のファジアーノ岡山戦（7日）に適用される。
馬渡は4月29日に行われたJ2第10節のジェフユナイテッド千葉戦に先発出場。14分に徳島が敵陣左サイドでスローインの場面を迎えると、GKが飛び出していたために素早いリスタートを図ろうとする。しかし、ボールボーイがすぐにボールを渡せなかったことで馬渡がヒートアップし、ボールを突き返すように軽くぶつけ、小突いてしまった。高山啓義主審はこれを乱暴な行為と判断し、馬渡は退場処分を命じられていた。
Jリーグは処分について「日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手がボールパーソンに対して行った行為は『選手等に対する暴行・脅迫及び一般大衆に対する挑発行為』に相当する」と判断したと説明している。
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