ミランに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、『ヴァニティ・フェア』イタリア版のインタビューに応じ、過去のエピソードを明かしている。
ボヌッチは昨夏、イタリア王者ユヴェントスから移籍金4000万ユーロ(約55億円)でミランへ電撃移籍した。ライバルクラブへの移籍を快く思わないユヴェントスファンや、ミランでのパフォーマンスに不満を持つミラニスタも多く、SNS上では非難が相次いだ。ボヌッチは自身もツイッターやインスタグラムにおいてメッセージを発信しているが、届いたメッセージにも目を通していると明かす。
「ほとんど全部読んでいる。だが家族を侮辱されたら、頭に血が上るし、そいつの家まで押し掛けてやりたい気分になる。それも、僕を見て写メを一緒に撮ってもいいかと頼んできた人かもしれない。SNSは危険だと思うが、良いメッセージも伝えられるので重要でもある」
古巣ユヴェントスでは主軸として活躍し、6連覇に貢献したボヌッチだが、過去にロシア移籍が目前に迫っていた。「ユヴェントスでの1年目は、ベンチが多かったり、自分のパフォーマンスに満足していなかったりで、ゼニトへ移籍する寸前だった。そこで僕を支えてくれたのが妻だった」と述べ、妻のおかげで移籍を思いとどまったことを明かしている。
最後にボヌッチは、引退後は監督を志望していることを告白した。
「監督になってみたいと思う。だけどキャリアを終えた後、まずは家族全員と一緒に旅行へ行きたい。最初の目的地はペルーかな」


