ユヴェントスはイタリア代表のDFジョルジョ・キエッリーニとの契約更新を行う見込みだと、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が4日、報じている。
キエッリーニはリヴォルノの下部組織出身で33歳。2004年夏にユヴェントスに移籍すると、フィオレンティーナでの1年間の武者修行を経て、翌シーズン、ファビオ・カペッロ率いるユヴェントスでデビューを飾った。以降、チームの主軸へと成長し、DFアンドレア・バルザーリや今夏ミランへ移籍したDFレオナルド・ボヌッチと堅守のBBCトリオを組み、ユヴェントスの6連覇に貢献。今シーズンも公式戦20試合に出場し、チームのバンディエラとして活躍を続けている。
キエッリーニは今シーズン終了後の6月末に契約満了を迎えるため、今後の去就が注目されている。今冬の移籍市場では、チェルシーが獲得を目指しているとの報道が流れたものの、恩師であるアントニオ・コンテが「彼はユヴェントスでキャリアを終えたいと考えているはずだ」と、一蹴する一幕があった。
事実、キエッリーニは相棒の1人だったボヌッチがミラン移籍を決めたあとに、「引退まで(バルザーリを含めた)3人で守備をやっていくつもりだったし、ボヌッチが敵になるとは思わなかった」と明かしており、ユヴェントスで引退を迎えることを希望している。ユヴェントスは2020年までの新契約を準備しており、ベテランセンターバックは36歳まで同クラブでプレーすることになりそうだ。
