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ホセ・エンリケが現役引退を表明「アンフィールドでキャプテンマークを巻いた日は忘れられない」

ニューカッスルやリヴァプールで活躍した元スペイン代表DFホセ・エンリケが、現役引退を決意した。

現在31歳のホセ・エンリケだが、リヴァプールでプレーしていた頃からひざの痛みを抱えていたという。「イングランドで5人の医師に診てもらった。だけど、みんな問題はないと言っていたんだ。自分では痛みを感じていたけど、心理的なものだと言われ続けていたからら...次第にそれを信じるようになった」と明かしている。

ホセ・エンリケはスペインに戻り、手術を決意する。「すごくストレスが溜まる日々だった。半月板が損傷している状態で、3カ月もプレーしていたんだ。歩くことすらできなくなって、スペインに戻らざるを得なかった。練習ではいつも怖さがあって、不安を抱えながらやっていた」と苦しい日々を語った。

そして、リヴァプールでの最後のシーズンについては、以下のように振り返った。

「人生最悪の時期だった。(ユルゲン・)クロップ監督のチームで、コンディションが良ければ試合に出られると思っていたからね。だけど、彼は僕に対して誠実だった」

「僕はトップチームで練習して、リザーブチームの試合に出ていた。でも、ある日思ったんだ。『僕は20歳の青年たちと一緒に、何をしてるんだ?』とね」

「ホームのリヴァプールでのラストマッチ。アンフィールドで、クロップは僕にキャプテンマークを巻かせてくれた。あれは一生忘れられないよ」

リヴァプールを離れ、昨年夏にスペイン2部のサラゴサと2年契約を結んだ。しかし、契約を全うすることはできないと感じて引退を決めている。

「昨年のプレシーズンで、またひざが腫れてしまってね。本格的なシーズンには入れない、そう思ったんだ。でも、痛みに耐えながら30試合くらいに出場した」

「それから、引退を決断した。老人になって、歩けない状態になるのは嫌だった。健康体でいたいと思ったよ」

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