マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、アーセナルの指揮官解任について言及した。
アーセナルは先月29日、昨シーズンからチームを指揮していたウナイ・エメリ監督を解任。当時のアーセナルは4勝6分け3敗の成績で、公式戦7試合で未勝利だった。フレデリク・ユングベリ監督が暫定指揮官に就任したチームは、9日に行われた前節のウェスト・ハム戦で、実に8試合ぶりのリーグ戦白星を手にしている。
スペイン出身のエメリ氏に関して現地メディアは、英語の拙さを一部選手たちに嘲笑されていたとも報じている。15日に行われる第17節とのアーセナル戦を前に、グアルディオラ監督がこの件について言及。言語コミュニケーションの問題がエメリ氏の解任の要因にはなっていないはずだとの私見を述べている。
「もし彼がより多くの勝利を手にしていたのならば、コミュニケーションは完璧ということになる。今の時代、選手とコミュニケーションを取るためには、言葉だけではなく、様々な方法がある。私はこのような意見（言語の問題が解任の要因になったということ）には同意できないね」
「言葉が違うとき、簡単にはならない状況はしばしばある。だが、ボディーランゲージなど、感情やイメージの共有方法はある。アシスタントもいるしね。ウナイはそういったことができる人物だ。そこに疑いはない」
「彼が解任されたのは、試合に勝つことができていなかったためだ」
アーセナルはマン・C戦を皮切りに、年始にかけてエヴァートン（A）、ボーンマス（A）、チェルシー（H）、マンチェスター・ユナイテッド（H）との厳しい連戦が続く。マン・C戦で開幕2戦以来となる連勝を飾ることはできるだろうか。無論、前節にユナイテッドとのダービーを落としたマン・Cとグアルディオラ監督もそれを阻むために手を尽くすだろう。
注目のアーセナルvsマン・Cは、15日の日本時間25時30分にエミレーツ・スタジアムでキックオフを迎える。
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