現役時代にACミランで活躍したアレッサンドロ・コスタクルタ氏は、古巣が夏にピエール=エメリク・オーバメヤンかアンドレア・ベロッティを獲得すべきだったと考えているようだ。
今夏1億9000万ユーロ(約250億円)を超える大型補強を敢行したミランだが、インテルとのダービーマッチに敗れるなど苦戦が続き、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の去就が騒がれ始めている。25日のキエーヴォ戦に勝利したものの、週末に控える王者ユヴェントス戦の結果次第では、イタリア人指揮官の去就問題に発展する可能性もある。
サン・シーロで7度のセリエA優勝と5度の欧州王者に輝いたコスタクルタ氏は『スカイスポーツ・イタリア』で「ベロッティやオーバメヤンのような選手が前線にいれば、全く別のミランに生まれ変わっていただろう」と両ストライカーの獲得に動いていたものの、失敗に終わったことがチームに影響を与えていると感じているようだ。
続けて「彼らはクロスを送っているものの、ストライカーがゴール前で決定的なミスを犯し続けている。だからセンターフォワードのクオリティが欠けているのは明白だ」と古巣の前線でのクオリティの低さを痛烈に批判している。
