ベルゴミ氏、ユーヴェの10番ディバラに「偉大だが王者でもフオリクラッセでもない」

元インテルのジュゼッペ・ベルゴミ氏がユヴェントスの10番パウロ・ディバラについて自身の見解を示した。

インテルのレジェンドで、現役時代、“ミスター・インテル”と呼ばれたジュゼッペ・ベルゴミ氏が12日、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演し、ユヴェントスFWパウロ・ディバラについて持論を展開した。

ユヴェントスで5年目のシーズンを送る26歳のディバラ。昨シーズンはマッシミリアーノ・アッレグリ指揮下、クリスティアーノ・ロナウドの加入のあおりを受けて出場機会を減らし、昨夏は退団の危機も迫った。しかし新指揮官マウリツィオ・サッリの下で輝きを取り戻すと、今シーズンは公式戦23試合に先発出場し、13ゴールを決める活躍を見せてきた。

しかし“ミスター・インテル”ことベルゴミ氏は、ライバルクラブの背番号10番の限界を感じている。

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「偉大な選手ではあるが、偉大なカンピオーネ（王者）でもなければフオリクラッセ（規格外の選手）でもない。他所へ行った方が良いかもしれない。ユヴェントスにはクリスティアーノ・ロナウドがいて、その存在は他の選手全員に影響する。C・ロナウドはユーヴェにおいても代表においても、疑う余地のないカンピオーネであり、フオリクラッセだが、ディバラはどちらのチームにおいてもそのような存在ではない」

3月21日には、新型コロナウイルスへの感染が確認されていたディバラ。すでに回復し、12日のインスタグラムへの投稿では、自宅トレーニングの様子を公開した。“ホヤ（宝石）”ことディバラは今後、ベルゴミ氏の見解を覆すような活躍を見せることができるのか、注目されるところだ。