モナコがアンデルレヒトからベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスを5年契約で獲得した。クラブ公式サイトが発表している。
ティーレマンスは20歳の才能あるMFで、彼の世代では最も注目を集めていた選手の一人だ。マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリー、インテルなどが興味を示していたとされるが、最終的にはモナコが獲得レースを制した格好だ。移籍金は2300万ユーロ（約28億7000万円）と伝えられている。
アンデルレヒトのゼネラル・ディレクターを務めるハーマン・バン・ホルズビーク氏は、今週の初めからリーグ・アン王者に移籍することになると明言していたが、正式に2022年までの契約にサインしたようだ。ティーレマンスは今回の移籍に際して以下のようにコメントした。
「来年、このチームの一員になれることにワクワクしている。モナコは大きな野望あるプロジェクトを持ったクラブだし、若い選手が成長していく上で、評判も良い。モナコについてはヤニック・カラスコとベルギー代表の時にたくさん話をした。ここに来れて嬉しいよ。全力でチームに貢献していきたいと思う」
ティーレマンスはアンデルレヒトの下部組織出身で、16歳の時にトップチームデビュー。すでに150試合以上に出場し、今季は37試合で17ゴールをマークしている。
