ワースラント・ベフェレンを率いるフィリップ・クレメント監督は、今夏に加入したMF森岡亮太を高く評価しているようだ。ベルギー『SPORT』のインタビューで明かしている。
今夏からベフェレンで指揮を執るクレメント監督は、より攻撃的なチームへと生まれ変えた。開幕2戦を2分けでスタートしたベフェレンだが、2試合で生み出した得点数は「5」。同指揮官はこんな逸話を明かしている。
「開幕前に昨シーズンのベフェレンの試合を見ていた。守備は上手くいっていたが、ボールを持ったときに問題が生じていると感じたんだ。だからこそ、このチームには可能性があると思ったね」
その可能性を確信へと変えたのがポーランドからやってきた森岡だ。2試合に先発している森岡は2ゴール1アシストという見事な結果を残しているだけではなく、スルーパスからのチャンスメイクで、攻撃的に生まれ変わったチームの中心に君臨している。
ベフェレンは今夏の獲得を実現させるまで、すでに1年半を費やしており、今冬にも森岡を連れてこようとしていたようだ。クレメント監督も森岡のような選手を求めていたとして、次のように話す。
「彼はとてもオープンで、日本人の典型的なイメージを変えてくれた。プレースタイルに関してもとても興味深いね。彼のインテリジェンスは同僚とチームを助けている」
すでにベフェレンにとって無くてはならない選手となりつつある森岡。今後もゴールに直結する活躍を期待したいところだ。
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