4日のラ・リーガ第20節、本拠地ベニト・ビジャマリンでのセルタ戦を3-4で落としたベティス。試合後にはマヌエル・ペジェグリーニ監督がシミュレーションをする選手たちへの憤りを表し、大きな話題となっている。
事件はすでに3-4となっていた95分に起きた。同点に追いつきたいベティスは、中断している試合をリスタートさせたいDFルイス・フェリペが、セルタFWイアゴ・アスパスの持つボールを取ろうとした。すると体が接触した直後、イアゴ・アスパスはまったく触れられていない顔面を抑えて倒れ込み、審判はルイス・フェリペにレッドカードを提示して一発退場としている。
試合後、ペジェグリーニ監督はこの退場劇に怒りを隠せず。セルタの象徴が見せた“演技”を厳しく糾弾した。
「イアゴ・アスパスのあれは許されざる蛮行だ。ルイス・フェリペはボールを手で取ろうとしただけだったが、彼はまるで殴られたかのように顔を手で抑えた。不誠実な行為として、彼も処罰を受けなくてはいけない。あれはVARが介入するべき場面だった。しかし、いずれにしても同業者の汚いやり口は処罰されて然るべきなんだ」
「ルイス・フェリペはボールを彼から取ろうとしただけだった。ラ・リーガはこうしたことをなくすべきだ。選手たちのシミュレーションを許してはならない」




