現在スペインで、ベティスのエイバルMF乾貴士を獲得する動きが盛んに報じられている。
先にはエイバルとの2年間の契約延長が合意に達したと報じられた乾。だがそこにベティスが割って入った模様だ。本拠地ベニト・ビジャマリンの収容人数は6万人と、スペインでエイバルよりも大きな注目を集めるベティスは、来季より日本人MFを戦力に加える考えとみられており、スペイン最大紙の『マルカ』なども、同クラブの動きを積極的に追っている。
そしてスペイン『ディアリオ・バスコ』によれば、乾がエイバルで続投するかどうかは、同チームを率いるホセ・ルイス・メンディリバル監督の去就にも関わっていると報じた。エイバルを欧州カップ戦出場争いにまで導いたメンディリバル監督は現在、複数のクラブからオファーを受け取っており、来季もエイバルで続けるかは不透明な状況となっている。乾がメンディリバル監督を慕っているのは周知の事実となっているが、同指揮官の去就次第では日本人MFがエイバルを離れる可能性もあるという。
また『インフォルマベティス』によると、ベティスは乾に対して3年契約をオファーをしている模様。また年俸額は、来季に1億ユーロの予算を組めるベティスだけに、エイバルのものを優に超える額を提示できるようだ。
