AFCチャンピオンズリーグ（ACL）ラウンド16第2戦が30日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとムアントン・ユナイテッドFC（タイ）が対戦した。試合は4-1で川崎Fが制し、2試合合計7-2で準々決勝進出を決めた。試合後、FW小林悠が試合を振り返った。
小林は「イエロー（カード）を出されない程度に抗議はしようと思いました」と、レフェリングに不満を述べつつも「でも勝ってるし、余計なことはしない方がいいなと思って」と、あえて強く抗議する必要はないと、冷静さも見せた。
川崎Fにとって8年ぶりとなるベスト8進出。また、鹿島アントラーズが敗退し、浦和レッズも第1戦で敗れているなど、Jリーグ勢は苦しい状況にある。そうした中、プレッシャーを感じているのだろうか。小林は「日本を代表して、少しでも上に行けるようにしたい。最近ACLで結果を出せてないので、『自分たちが』という思いは強く持ってます」と答える。そして「僕個人としても（ベスト8は）経験したことがないので、正直すごい楽しみです。いつもやっていない相手とやるということは選手としてすごく成長できる。ひとつでも多く勝って、たくさん試合をできるように頑張りたい」と続けた。
川崎Fは5月の公式戦6試合全てで勝利を収めた。小林も「なんだか点が取れるんじゃないかなっていう雰囲気は、すごくあります」と、手ごたえを感じているようだ。それと同時に「球際だったり、守備の部分だったり、そこは継続しつつ。まだまだ課題はたくさんありますし、一喜一憂せずに目の前の試合に、1試合1試合、しっかり準備していきたい」と、目の前の試合に全力を尽くす。
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