ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、カンプ・ノウでバルセロナを完封し、2試合合計3-0で準決勝に駒を進めたチームを称賛している。イタリア『メディアセット・プレミアム』がコメントを伝えた。
19日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのバルセロナ戦をスコアレスドローとし、ユヴェントスはベスト4進出を決めている。大きなアドバンテージをもって挑んだカンプ・ノウの一戦で、バルセロナを枠内シュート1本に抑え、2年前のリベンジ達成を喜んだアッレグリ監督。一方、バルセロナを率いて3シーズン目のルイス・エンリケ監督にとって、ヨーロッパのカップ戦においてホームゲームで勝利を逃したのは初となる。
試合後、アッレグリ監督は「バルセロナが2試合ともゴールを奪えなかったなんて聞いたことがない」と興奮を抑えきれない様子で語り、以下に続けている。
「選手たちは素晴らしいパフォーマンスをした。我々はゆっくりとだが成長している。今日はこの勝利に祝い、明日からはセリエAの戦いに集中したい。選手たちが成し得たことを誇りに思う。しかし重要なことは今の状態を維持するのではなく、もっと高い目標をもって取り組むことだ」
ユヴェントスはリーグ戦で首位に立ち、コッパ・イタリアでも決勝に進出しており、3冠の可能性を残している。イタリア人指揮官は「シーズンを通して素晴らしい活躍をしている選手たちを称えなければならない。これは大きな一歩であり、トップレベルのクラブが相手でも十分に戦える」と自信をのぞかせた。
さらに「守備に関しては申し分ないが、カウンターを有効に使うことはできなかった。大きな重圧のかかる試合に勝利し、カーディフに向け大きな一歩を進められた。我々は落ち着いてプレーする必要があった。バルセロナはホームで無類の強さを誇るため、簡単な試合ではない。我々は最高のプレーをする以外に勝利する術はなかった」と語っている。
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