「ベイル起用の問題で関係が悪化した」アンチェロッティが明かすレアル・マドリー会長との軋轢

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(C)Getty Images
最新の著書の中で明かす。

バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督が、最新の著書の中でレアル・マドリー時代にフロレンティーノ・ペレス会長との間に抱えた問題を明かしている。スペイン『アス』がその内容を伝えた。

レアル・マドリー通算10度目のチャンピオンズリーグ制覇を果たすなどしながら、わずか2年で同クラブを後にすることになったアンチェロッティ監督だが、ペレス会長らクラブ理事会との間に意見の食い違いがあったようだ。

アンチェロッティ監督は自著の中で、レアル・マドリー時代に「すべてがうまくいっていたが、二つの大きな問題があった」ことを告白。一つ目の問題は、練習量であったという。

「UEFAの統計は、自チームがほかの欧州のチームと比べて練習時間が少ないことを“暴き出した”。だが我々は公式戦22連勝を果たすなど、しっかりと歩を進めていた……。だがその統計が発表された後、クラブから『もっと働かなければならない』とプレッシャーをかけられたのだった。一方で、私は反対のことを考えていた」

「選手たちはもっと休まなければいけなかった。チームは1カ月にわたって負傷者が続出し、疲労をためていた。それがリーガ優勝を逃す決定打となったのだった。あの統計は、マドリーが私の仕事よりも数字に信頼を置いていたというサインだったわけだ」

アンチェロッティ監督が二つ目の問題として挙げたのは、MFガレス・ベイルの起用法に関して。曰く、ベイルを要求された通りに起用しなかったことで、ペレス会長との関係に亀裂入ったとのことだ。

「ゼネラルディレクターから、会長が私と話したがっていると言われた。そうして会長の部屋に入ると、ベイルから電話がかかってきたと言われた。私は1月4日(連勝記録が22で途絶えたバレンシア戦)、彼を試合が終わる前に交代させていたのだった」

「会長の話によれば、ベイルの代理人がガレスをピッチ中央で起用しないことに不満を漏らしていたという。会長からこれからどうすべきかと質問されたが、私は『何も』と返答した。シーズン途中にシステムを変えることなどできなかったからだ。この件によって、私と会長の関係はこれまで通りではなくなった」

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