トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督がレアル・マドリーのガレス・ベイルが古巣に復帰する可能性があると語っている。
2007年からトッテナムでプレーしていたベイルは、2013年夏に巨額の移籍金でレアル・マドリーに移籍。入団当初から移籍金に見合うだけの活躍を見せた同選手だったが、その後はケガに苦しみ思うようにプレーできていない。
それを受け、マンチェスター・ユナイテッドがベイルの獲得に名乗りを上げるなどイングランドに帰還するのではないかとの報道が幾度となく流れていた。しかし、ポチェッティーノ監督は、スペインで苦難の時期を送るウェールズ代表FWが、6シーズンを過ごしたノースロンドンの地を選ぶ可能性があると考えているようだ。
ベイル復帰の可能性について問われたポチェッティーノ監督は「彼はファンタスティックな選手だ。それにフットボール界では何が起きるか誰にも予想がつかない」とトッテナムで活躍したウェールズ代表FWが帰還する可能性があると明かした。
続けて「彼はいつもここの関係者と連絡を取っているようだ。しかし、彼や彼に近い人間とのつながりが私にはないからそれ以上のことは何も知らない」と話している。
一方、ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は11月に『Fichajes』で「彼は残りのキャリアをレアル・マドリーで過ごしたいようだ。マドリーの街での生活を気に入っていて、クラブを愛している」と度重なるレアル退団報道を否定していた。
近年負傷に苦しむベイルは、今シーズンの全公式戦での出場はわずか10試合のみと、ほとんどの試合を欠場。しかし、現在アブダビで開催中のFIFAクラブワールドカップ2017での復帰が見込まれている。