ヘルタ・ベルリンで構想外となる日本代表の原口元気の状況について、ミヒャエル・プリーツSD(スポーツディレクター)がコメントしている。ドイツ誌『キッカー』が報じた。
原口は今夏、契約延長交渉を拒否したことにより、パル・ダルダイ監督の構想から外れている。10月のバイエルン・ミュンヘン戦では素晴らしいドリブルからアシストを記録したものの、直後のシャルケ戦で一発退場処分を受けて以降、ブンデスリーガでは一度もチャンスを与えられていない。
来年のロシア・ワールドカップに向けて現状を打破したい原口が、今冬の移籍を考える可能性は十二分にある。プレーツSDは「ゲンキは難しい状況に陥っている。しかし自らが招いたものでもある」とコメント。さらに、「これからどうするかは1月に考えることになるだろう」と話している。
プレミアリーグ行きを希望してヘルタとの契約延長を拒否した原口。現行契約は来夏までとなっている。来年に迫るW杯に向けて選択の時間はそれほど残されていない。


