ヘタフェ28日、ラス・パルマスに所属するフランス人FWロイク・レミー（31）を今季限りのレンタルで獲得したことを発表した。
レミーは今季のリーガ12試合で5得点を記録。ラス・パルマスのチーム内得点王だったが、先に同チームの指揮官となったパコ・ヘメス監督との間に問題を抱え、チームから切り離されていた。そんなレミーに対してはレバンテも獲得オファーを提示していたが、ラス・パルマスは残留を争う直接的なライバルより、ヘタフェに貸し出すことを望んだようだ。
レミーのヘタフェ加入は、MF柴崎岳にも影響を与える可能性がある。
ヘタフェは4−4−2（または4−2−3−1）のシステムを使用しているが、前線2枚ではFWホルヘ・モリーナが不動の大黒柱で、もう一枠を柴崎とFWアンヘルが争っている状況だった。ボルダラス監督の構想次第ではあるが、そこにレミーが加わるとなると、さらに熾烈なポジション争いを強いられるかもしれない。
