■リーガ第24節 ヘタフェ 3－0 セルタ
ヘタフェ：アンヘル（37分、85分）、モリーナ（51分）
19日にリーガエスパニョーラ第24節が行われ、ヘタフェは本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでセルタと対戦した。ヘタフェMF柴崎岳はベンチ入りしたものの、出場しなかった。
9位セルタと11位ヘタフェはヨーロッパリーグ出場圏内から離されないために勝ち点を重ねたいところだ。過去12回のリーガ1部での両者の対戦においては、ヘタフェの4勝3分け5敗とほとんど互角である。
前節敵地カンプ・ノウでバルセロナに引き分けたヘタフェ。アントゥネスを出場停止で欠いた一戦で、ボルダラス監督は4－4－2を採用し、2トップにはホルヘ・モリーナとアンヘルを起用する。柴崎はベンチスタートとなった。
ヘタフェは10分、ダミアン・スアレスがロボツカを倒してイエローカードを受けた。D・スアレスは次節ビジャレアル戦出場停止になる。
ヘタフェは16分に左サイドを駆け上がったカブレラがクロスを送る。これがセルタDFに当たり、こぼれ球を拾ったアマトがペナルティーエリア内で右足を振り抜く。決定的なチャンスだったが、シュートは右に外れた。
試合が動いたのは37分だった。アマトのフィードに抜け出したアンヘルが、エリアに差し掛かったところで右足を強振。セルジ・ゴメスの足に当たってコースが変わり、ネットが揺れる。アンヘルの今季リーガ9点目でヘタフェが先制した。
ヘタフェは51分、追加点奪取に成功する。ポルティージョのスルーパスに反応したアンヘルが右サイドに抜け、中央に折り返す。最後はモリーナが合わせ、GKルベンを破っている。
ヘタフェは終盤に試合を決定付ける3点目を奪う。85分、中盤でアランバッリが高く蹴り上げたボールがそのままエリア内に向かう。落下点にいち早く回り込んだアンヘルがボレーを合わせ、今季リーガ10得点目を記録した。
ホームで勝利を収めたヘタフェは9位に浮上した。対するセルタは11位に沈んでいる。