マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、バルセロナ時代の教え子であるリオネル・メッシを称えた。
史上最多7度のバロンドール受賞をはじめ、数々のタイトルを手にしてきたメッシ。名実ともに世界最高の選手と評価されてきた同選手は、18日のカタール・ワールドカップ決勝でフランスを破り、ついにキャリア初のワールドカップ制覇を成し遂げた。
これで“GOAT(史上最高の選手)”に関する論争にも終止符が打たれたとされており、各方面からメッシを称える声が届けられている。
そんな中、2008年から4年間にわたってバルセロナでメッシとともにクラブの黄金期を築き上げたグアルディオラ監督は、22日のカラバオカップ4回戦リヴァプール戦を前にした会見でアルゼンチン代表FWを称えた。
「誰にでもそれぞれの意見はあるはずだが、誰も彼が史上最高の選手としていることに疑いを持つことはできない。これまでに何度も言ってきたが、私にとって彼がベストだ。この50年や70年間で彼の功績と競うことのできる選手がいるとは考えられない。ペレや(アルフレド)ディ・ステファノ、(ディエゴ)マラドーナを見てきた人たちの意見はしばしば感情的なものだ」
「仮に彼がワールドカップで優勝しなくとも、世界のフットボールのためにやってきたことに関する私の意見は絶対に変わるものではない。もちろん、彼にとってこれはこの素晴らしいキャリアにおける最後の功績だ」


