2017-12-03-fukuoka-ihara masami(C)Getty Images for DAZN

プレーオフ敗退の福岡・井原正巳監督、自身の力不足を悔いる「J1で戦わせてあげたかった」

J1昇格プレーオフの決勝が12月3日に行われ、豊田スタジアムで名古屋グランパスとアビスパ福岡が対戦した。福岡はJ1昇格に勝利が必要だったが、試合結果はスコアレスドロー。試合後、井原正巳監督が今季を振り返った。

井原監督は、アウェイながら多くのサポーターが駆け付けて声援を送ってくれたことに感謝を述べる。

「勝って一緒に喜びを分かち合えたいという思いがありましたけど、残念ながら引き分けということで、本当に悔しいです。残念な思いをさせてしまって大変申し訳ないと思ってます」

試合に関しては、「1年間やってきた我々のサッカーが、今日のゲームに集約されていた」とゲーム内容を評価。「選手は勝利のために90分間を走り続けてくれた。その選手たちを何とかJ1で戦わせてあげたかったですが、そこは私の力不足」と、敗戦の責任は自分にあると説明した。

福岡は昇格という目標を達成できなかったが、それは今日の試合ではなく、1年の積み重ねの結果ともいえる。井原監督も「(勝ち切れなかった試合は)シーズンの42試合の中にもたくさんあった」と語る。そして「守備の面に関しては、1年間を通して、我々の狙い通りのものが出せていたと思いますが、攻撃のところが、私の指導不足のところもありますが、ゲームを勝ち切るためにもう少し必要だった」と続けた。

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