【プレビュー】勢いに乗る千葉が名古屋にトリプル達成なるか…福岡は熊本の地で東京Vと激突/J1昇格プレーオフ準決勝

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J1昇格プレーオフ準決勝が26日に開催。名古屋は千葉と、福岡は東京Vと対戦する。2試合の見どころは?

J1昇格プレーオフ準決勝が26日に行われる。

明治安田生命J2リーグを4位で終えたアビスパ福岡は、5位の東京ヴェルディと対戦する。試合会場は原則、上位チームのホームスタジアムとなっているが、福岡のホーム・レベルファイブスタジアムは2019年に行われるラグビーワールドカップに向けた改修作業に入っているため、えがお健康スタジアム(熊本県)での開催となる。

2015年に行われたJ1昇格プレーオフを制した福岡だったが、昨季はJ1で最下位となり1年で降格。今季は井原正巳監督にとって、就任3年目のシーズンとなった。福岡の総失点数は36。優勝した湘南ベルマーレと並び、リーグ最少タイだが、総得点数は54でリーグ12位タイ。そのうち、19得点をFWウェリントンが占める。ウェリントンは直近3試合で2得点と好調を維持しているため、東京V戦でも間違いなくキープレーヤーとなる。

昨季は残留争いに巻き込まれて18位に終わった東京Vは、スペイン国籍のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を招へい。チームの改革に乗り出した。総得点数は64でリーグ4位。18得点のFWドウグラス・ヴィエイラと、17得点のFWアラン・ピニェイロが攻撃をけん引した。昨季61失点を喫した守備も、今季の総失点数は49でリーグ9位タイ。ロティーナ監督も「すべてのトレーニングに重要性を置いて、すべてのトレーニングに全力で向上する姿勢を見せてくれた選手たちに感謝したい」とコメントするなど、十分な手ごたえを示す。

両チームのリーグ戦通算対戦成績は、14勝7分け10敗で東京Vが勝ち越しているが、今季に限れば、1勝1分けで福岡が上回っている。今シーズンに限れば、得点をマークしたのは第10節のウェリントンのみとなる。

3位の名古屋グランパスは、パロマ瑞穂スタジアムで6位のジェフユナイテッド千葉と対戦する。クラブ史上初のJ2降格となった名古屋は、昨季まで川崎フロンターレを率いた風間八宏監督を招へいし、高い攻撃力を備えるチーム作りを行う。その成果もあり、総得点数85は、2位の徳島に14点差をつける断トツの1位。その一方で、総失点数は65でリーグワースト6位となっている。

キープレーヤーはシーズン途中に加入したMFガブリエル・シャビエルだ。16試合に出場して7得点を記録しているほか、独創的なパスセンスは、風間サッカーにとって欠かせない存在となっている。終盤に負傷離脱したが、直近2試合は先発出場を果たしており、千葉戦の出場も問題なさそうだ。

昨季11位に終わった千葉は、現役時代にレアル・マドリーなどでプレーした経験を持つアルゼンチン出身の指導者、フアン・エスナイデル監督を招へいし、ハイライン・ハイプレスを導入する。中盤につまずき、一時は15位まで順位を落としたが、終盤に7連勝を達成。勢いそのまま、J1昇格プレーオフ進出を果たした。

千葉のキープレーヤーは19得点のFWラリベイ。また、名古屋から期限付き移籍しているMF矢田旭、福岡から期限付き移籍しているMF為田大貴は、それぞれの所属チームと対戦する試合に出場できない。なお、名古屋FW佐藤寿人との兄弟対決に臨む千葉MF佐藤勇人は「名古屋は、負けたからといって自分たちのやり方を変えてくるチームや監督ではありません。細かい修正はしてくると思いますが、サッカー自体は変えてこないと感じます。(前からのプレッシングとカウンターが)自分たちの武器。それがあるからこそ連勝も続いています。1人でもサボる選手がいたら機能しないので、そこは絶対に必要」とコメントしている。

両チームのリーグ戦通算対戦成績は、26勝3分け13敗で名古屋が圧倒。しかし、今季に限れば、千葉が2試合ともに完封勝利を収めている。

引き分けの場合は上位優位のレギュレーションがあるため、名古屋と福岡はドローでも決勝進出が決まる。一方で、東京Vと千葉は勝利のみが決勝へ進出できる条件となった。12月3日に行われる決勝へ勝ち進むのは果たしてどのチームか。J1昇格を懸けた激闘がいよいよ始まる。

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