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【プレビュー】“リーグ最低”のリヴァプール守備陣は、好調モラタ率いるチェルシーを止められるか/プレミアリーグ第13節

25日に行われるプレミアリーグ第13節では、リヴァプールとチェルシーが激突する。プレミア“ビッグ6”同士の直接対決を前に、両者の対戦にまつわるデータを紹介する(データはすべてプレミアリーグ公式データサプライヤーである『Opta』のもの)。

リヴァプールのホームで行われる、プレミア“ビッグ6”による直接対決。ホームのレッズ(リヴァプールの愛称)は勝ち点22で5位、ブルース(チェルシーの愛称)は3ポイント差で3位につける中で、大一番を迎える。

両者の対決は、今世紀に入り今回が全公式戦通じて55回目。イングランドのトップ4コンペティションに所属するチーム同士の対戦では最多である。過去50試合の成績は、お互い19勝ずつ挙げており、引き分けが12と全くのイーブン。ゴール数もリヴァプールが「60」、チェルシーが「62」と互角の戦いとなっている。

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しかしプレミアでの直近5試合では、リヴァプールが2勝3分と負け無し(2勝はすべて敵地での勝利)。また、レッズは2015年10月のユルゲン・クロップ監督就任以降、“ビッグ6”との22回対戦して勝ち点「37」を挙げており、チェルシーの「31」を上回り、ビッグクラブの中で最高の成績を収めている。

この数字だけ見るとリヴァプール優勢に見えるが、安心はできない。レッズが今季リーグ戦で相手に許したチャンスでのゴール期待値は平均「14.6%」で、リーグワースト。そして、実際に許したシュート数に対して失点する確率は「18.7%」と、こちらもリーグワーストとなっている。失点数は「17」で、上位6チームでは最低の記録だ。

さらにチェルシーでは、今夏に加入したFWアルバロ・モラタが、プレミアデビューから11試合で12ゴールに直接絡んでおり(8得点4アシスト)、クラブ歴代最高の数字を残している。

今回の対戦では、時折脆さを見せるリヴァプール守備陣が、ブルースのエースを止められるかが勝負のカギとなりそうだ。プレミアの“ビッグ6”同士によるビッグマッチは、日本時間26日の2:30(25日26:30)、「アンフィールド」でキックオフを迎える。

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