【プレビュー】“シルバーコレクター”返上へ…川崎Fが奇跡の逆転優勝を懸けて大宮と最終決戦

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明治安田生命J1リーグは12月2日に最終戦を迎える。逆転優勝を目指す川崎フロンターレがJ2降格が決まった大宮アルディージャと対戦する。

人事を尽くして天命を待つ――。

川崎フロンターレは12月2日に迎える明治安田生命J1リーグ第34節で、大宮アルディージャを等々力陸上競技場に迎える。奇跡の逆転優勝を信じて、ホーム・等々力で勝利を目指す。

11月29日に行われた前節の浦和レッズ戦を1-0で勝利した川崎F。AFCチャンピオンズリーグ、JリーグYBCルヴァンカップで苦杯をなめた埼玉スタジアム2002で価値ある一勝を収めた。鬼木達監督は、試合内容を「我々のサッカーというものには、ほど遠いもの」としながらも、「勝利という形で結果を残せたことが一番良かった」と振り返った。決勝点を挙げた小林悠も「勝てればなんでもいい」と、内容よりも勝利が重要であることを強調した。

川崎Fはこれでリーグ戦14戦負けなしを維持し、首位の鹿島アントラーズとの勝ち点差を「2」に縮めた。最終戦で鹿島が勝利すれば、勝利しても優勝には届かないが、鹿島が引き分け以下に終わり、川崎Fが勝利した場合は逆転で優勝を手にすることができる。

とはいえ、小林は「鹿島の結果どうこうではあるけど、自分たちが勝つことだけに集中したい」と鹿島を意識せず、大宮を倒すことだけを考えている。中村憲剛は「ホームなので、サポーターも後押ししてくれる」と、等々力でのミラクル達成に期待を寄せた。

どちらにせよ「相手は引き分けでも負けでもダメ。自分たちもそうですけど、お互い、勝たなきゃいけないというプレッシャーはある」と小林。そこで「タイトルが懸かった試合」と位置づけるのか、「勝てばよい試合」とするのかでメンタル面で大きく変わってくる。小林は「緊張せずに楽しみながら」と、最終決戦へ向けて肩ひじを張らずに挑む姿勢を見せた。勝ってプレッシャーをかけるだけ。追う立場である川崎Fは迷いなく大宮戦に臨むことができそうだ。

その川崎Fと最終戦で対戦するのは、前節降格が決定した大宮。残留には勝利が最低条件だった前節、ヴァンフォーレ甲府とスコアレスドローに終わり、無念のJ2降格が確定。11月5日に就任した石井正忠監督のもと、逆転での残留を果たすことができなかった。

石井監督は「3連勝してどうにか残留するということをクラブから託されたので、できなかったということは重く責任感じている。期待に応えられなくて、非常に申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪した。

降格決定に肩を落とす大宮だが、クラブは「12月2日に最終節が残っております。チームは誇りを持ち、勝利を目指して最後の最後まで全力で戦ってまいります」と最後まで戦う姿勢を前面に押し出した。「必ず1年でJ1に復帰する」という目標を成就するために、最終戦を白星で締めくくり、来季への布石としたいところだ。

前回対戦は、今季の開幕戦までさかのぼる。後半に小林が4年連続となる開幕ゴールをマークすると、終了間際には中村が加点。川崎Fが2-0で勝利している。今回はどんな結末となるか。12月2日、いよいよJ1がクライマックスを迎える。

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