バイエルン・ミュンヘンの第一目標はあくまでもユップ・ハインケス監督の慰留であるようだ。ドイツ誌『キッカー』が報じた。
バイエルンは今シーズン途中に成績不振でカルロ・アンチェロッティを解任。危機的な状況を救ったのが老将ハインケスだった。就任以来、勝利を重ね、ブンデスリーガでは早くも独走態勢を築いている。
今シーズン終了までの契約で再びバイエルンへ戻ってきたハインケスだが、クラブは2019年まで指揮を執ることを望んでいるという。決断は2月末まで待つ見込みで、それまでは他の候補者と具体的な話を進めることもないようだ。
また、クラブの会長を務めるウリ・ヘーネス氏も、ハインケスの慰留に全力を尽くすことを認めた。
「バイエルンでの仕事はまだ終わらないと、ユップを説得しようとしている。世代交代を作り出すべきなんだ。彼がもう1年残ってくれることを望んでいる。プランBはない」


