バルセロナOBのカルレス・プジョル氏は、DFジェラール・ピケよりもFWリオネル・メッシの振る舞いの方が好ましいと感じているようだ。
ともにバルセロナの古株であり、ディフェンスラインを統率するピケと、攻撃の核となっているメッシ。どちらも果たすべき役割は大きいが、両者のリーダーシップの取り方は対照的だ。
ピケは歯に衣着せぬ語り口で、メディアに取り上げられることも多い。先日には、クラブ上層部批判とも取られかねない言葉を発したことで話題を集めた。対して、メッシはあまり口を開かず、不用意なコメントをすることも少ない。
かつてバルセロナの“闘将”としてチームをまとめ上げていたプジョル氏は、メッシの在り方を好意的に捉えている。
「ジェラール(ピケ)をリスペクトすべきだ。私たちはみんな彼のことを知っている。思ったことを話してしまうと分かっているし、彼は率直なんだ」
「私はメッシと同じように話すのが好きだった。だから、彼のように振る舞っていたよ」
また、プジョル氏はビクトール・バルデス氏がバルセロナU-19のコーチをわずか数カ月で解任されたことについて、「ビクトールはまだコーチとしての経験が非常に少ない。昨シーズンはとても上手くやっていて、子供たちに教えるフットボールに関して多くの知識を蓄えている」と擁護。「彼はコーチとして良いキャリアを築き、偉大な選手たちを養成するはずだ」と、今後の活躍に向けて元同僚を鼓舞した。
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