ブンデスリーガ最終節が20日に行われ、2016-17シーズンの全ての日程が終了した。
優勝したのはバイエルン・ミュンヘン。5シーズン連続27回目の優勝を達成した。2位につけたのは昇格組のRBライプツィヒ。2009年創設のクラブが1部リーグ初参戦で2位となり、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。CLのグループステージストレートインが許される3位に滑り込んだのは香川真司が所属するドルトムントで、序盤から無敗を続け、旋風を起こした29歳の青年監督が率いるホッフェンハイムは4位となった。
来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得したのは日本人が所属する2クラブで、大迫勇也が攻撃陣をけん引する5位ケルンと原口元気が所属する6位ヘルタ・ベルリンとなった。ケルンは実に25年ぶりに欧州カップ戦の舞台に立つことになる。また、27日にDFBポカール決勝戦が開催されるが、すでにCL出場権を獲得しているドルトムントが優勝した場合は、7位のフライブルクにEL出場権が与えられる。
降格は17位のインゴルシュタットと18位のダルムシュタット。2015-16シーズンに1部リーグへと昇格した2チームが2部リーグへと戻ることとなった。スター選手も数多く在籍するヴォルフスブルクが16位となり、25日と29日に行われるブラウンシュバイクとの入れ替え戦に臨む。
その他、内田篤人選手が所属するシャルケは10位、長谷部誠のフランクフルトは11位、宇佐美貴史のアウクスブルクは13位となり、酒井高徳はキャプテンとしてハンブルガーSVを14位に導き、武藤嘉紀のマインツは15位でそれぞれ残留を決めた。
リーグ最多得点クラブのトップ3は、89得点のバイエルン、72点のドルトムント、66点のライプツィヒという順位になり、リーグ最少失点は22点のバイエルン、37点のホッフェンハイム、39点のライプツィヒとなった。
最終順位は以下の通り(カッコ内は勝ち点)
1 バイエルン (82)
2 ライプツィヒ (67)
3 ドルトムント (64)
4 ホッフェンハイム (62)
5 ケルン (49)
6 ヘルタ・ベルリン (49)
7 フライブルク (48)
8 ブレーメン (45)
9 ボルシアMG (45)
10 シャルケ (43)
11 フランクフルト (42)
12 レヴァークーゼン (41)
13 アウクスブルク (38)
14 ハンブルガーSV (38)
15 マインツ (37)
16 ヴォルフスブルク (37)
17 インゴルシュタット (32)
18 ダルムシュタット (25)


