ブレーメンDFフリードルとアラバの特別な関係。U-21EUROは「彼もできなかった経験」/インタビュー

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イタリアで開催中のU-21欧州選手権について、マックス・クルーゼやダヴィド・アラバとの交流についてフリードルが語る。

ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンで初めてシーズンをフルで戦ったマルコ・フリードルは、U-21オーストリア代表の一員として欧州選手権本大会に出場し、オーストリアのフットボールの歴史に新たなページを切り開いた。

『Goal』は現在21歳のフリードルにインタビューを行って、欧州選手権や代表チームの仲間と過ごす時間について話を聞いた。フリードルはさらに、マックス・クルーゼも加わっていたダイスゲームやポーカーの集い、ダヴィド・アラバとの交友についても語った。

■代表ではTVゲームよりもボードゲームの理由

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――フリードルさん、あなたがた代表チームは準備期間も含めて何週間もの時間を一緒に過ごしたわけですが、試合や練習の合間は何をして時間をつぶしていたんですか?

僕たちのホテルはとてもきれいで静かな地域にあったから、できるだけ外出して過ごしていたよ。一日中ホテルの部屋に座ってその日が終わるのを待つんじゃなくて、よくみんなで集まって何かやって遊んでいた。そんな時にはうまくフットボールのことから頭を切り換えて、楽しんだりちょっと頭を休ませたりするのが大事なんだ。

――ドイツ代表の宿舎には、毎日4時間もプレイステーションでゲームをしている選手が何人かいるらしいですが、オーストリア代表の場合も似たような感じですか?

(笑って)僕たちはプレイステーションはほとんどやらなかったね。それよりもみんなで集まって、トランプやボードゲームをやってたよ。もちろん僕たちの中にも、シーズン中の暇な時間には時々ゲーム機で遊ぶ選手が大勢いるし、僕も例外じゃない。けれど、代表チームとしてあのメンバーで集まることはそんなにあることじゃないから、みんなで一緒に過ごす時間を大切にしていたんだ。プレイステーションは他の時にだってできるからね。

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――あなたはブレーメンでボードゲームとポーカーを楽しむグループを作って、マックス・クルーゼもそれに加わっていたそうですね。彼が退団し、これからは寂しくなりそうですか?

白状すると、悔しいことにゲームに勝つのはわりといつもマックスだったよ。彼は素晴らしい仲間だったし、非常に優れたキャプテンだった。常に成果を出しながら、先頭に立って進んでいた。特に後半戦での彼の働きはすごかった。彼がチームからいなくなったのはとても残念だけれど、それを決めるのは彼の当然の権利だからね。チームの誰一人として彼を非難する者はいないよ。彼は1試合1試合クラブのために身を粉にして働いてきたんだから。僕は彼ととてもいい関係を築いていたし、彼に良かれと願うばかりだよ。

――彼はまったく我が道を行くタイプのプロ選手ですが、彼が去ることでブレーメンはどんな存在を失うことになるのでしょうか?

彼はチームの中だけじゃなく、街中の人から大事にされていた。だって、彼はブレーメンのためにすべてを捧げてくれたんだから。マックス・クルーゼのような選手を失うのはつらいことだよ。

■「来季こそELに」

Marco Friedl Guido Burgstaller Werder Bremen 2019

――力強いシーズンを送ったにもかかわらず、ブレーメンは惜しいところでヨーロッパリーグ(EL)への参戦を逃しました。来シーズンはどういう目標を立てていますか?

僕たちは決定的な機会に、自分たちより格下と思われていたチームを相手にたくさんのポイントを取りこぼしてしまった。降格組のニュルンベルクやハノーファーやシュトゥットガルトを相手にへまをしてしまったからね。国際大会に出たいと思うなら、そういうミスはあってはならないことだ。何と言っても、来シーズンの僕たちの目標はヨーロッパリーグへの出場権を手にすることだ。バイエルン戦を落としてDFBポカールを準決勝で敗退した件も、今でも不満に思っている。ずっと僕たちの方がいい戦いをしていたのに、ただ疑問の余地のあるPKのおかげで負けてしまったんだ。

GER ONLY Marco Friedl Österreich U21 2019

――そうでなくても、あなたとバイエルンの関係には特別なものがありますからね。あなたは10年間を送った後で昨年バイエルンを去ったわけですが、ミュンヘンで力を発揮できなかったことを悔しいと思っていますか?

プロになって最初の2年半バイエルンでプレーして、信じられないくらいたくさんの素晴らしい経験を積むことができたのは、僕にとって大きな幸運だった。けれど特に若手にとっては、バイエルンで真価を認めてもらうのはすさまじく難しいことなんだ。それでも僕はチャンピオンズリーグとブンデスリーガでデビューを飾ったし、いくらかのことは成し遂げた。ブレーメンのようにバイエルンに比べるとちっぽけなチームだと思われているところへ移ったとしても、それは僕にとって少しも後退なんかではなく、前へ進むことを意味していたんだ。ブレーメンの幹部は、バイエルンに留まる場合よりもはっきり明るい見通しを僕に示してくれたんだから。ブレーメンでプレーするのはすごく楽しいし、これからもブレーメンでやっていくのを楽しみにしているよ。

■アラバとの知られざる関係性

David Alaba FC Bayern Eintracht Frankfurt 18052019

――特にダヴィド・アラバのような選手とポジションを争う場合、出場機会を得るのはなかなか簡単ではないでしょう。彼とはどういう関係でしたか?

何と言っても、ダヴィド・アラバは第一級のプレーヤーだ。僕たちはとてもいい関係で、僕がユースにいた頃から親友同士だったよ。特に僕がミュンヘンにいた最後の2年間は、事情が許す限りしょっちゅう彼のところに泊まってたんだ。その頃僕はまだ学校に通っていたから、残念ながらそんなにいつもは無理だったけどね。

――若い選手が突然日常的に憧れの選手と一緒に過ごすようになるのは、きっとわくわくするようなことだったでしょう。

アラバは昔から僕の憧れだったし、若い時から彼と一生の友達になれたのは本当に幸運な巡り合わせだった。アラバは彼のポジションで世界最高の選手の一人で、そういう自分が尊敬できるような人間と同じチームでプレーしたり付き合ったりするのは、僕の成長のために素晴らしい経験だったよ。すでにすべてを手に入れた人間がピッチの上で、それからピッチの外でどんなふうに振る舞うのか見るのは、僕にとってすごく役に立ったんだ。

――今でもまだ仲良くしているんですか?

ずっと連絡を取り合っているよ。U-21欧州選手権が始まる前にも2人で会ったんだ。できるだけ何度も会うようにしているし、メールもすごくたくさんやり取りしている。彼と話していると、フットボールとはほとんど関係のないようなことまで話題になるんだ。欧州選手権については、僕たちはオーストリア人として初めて国を代表して出場を許されたんだから、大会で過ごす時間を楽しんで来るようにってアドバイスしてくれたよ。彼がまだ経験したことのないことを僕が経験できるというのはうれしいことだね(笑)。

インタビュー・文=ロビン・ハック/Robin Haack

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