Mario Balotelli Brescia 2019-20Getty Images

ブレシア会長、改めてバロテッリに言及「みんなが考えているより繊細。想像以上の賭けだった」

ブレシアのマッシモ・チェッリーノ会長が25日、地元メディア『Teletutto』のインタビューに応じ、FWマリオ・バロテッリについて語った。

バロテッリは今夏、故郷に拠点を置くブレシアに加入したが、今月解任されたエウジェニオ・コリーニの後任ファビオ・グロッソ指揮下において、やる気のない素振りを見せて練習を途中放棄し、騒動となっている。そんななか、夏の移籍市場でバロテッリにラブコールを送り、セリエA復帰を実現させたチェッリーノ会長が失言。「彼はブラックだ。彼は白くなろうと取り組んでいるが、大きな障壁がある」と人種差別的な発言と捉えられかねないブラックジョークでコメントして波紋が広がった。

チェッリーノ会長は、地元メディアのインタビューで再び口を開くと、自身のジョークが不本意な形でメディアに利用されたとして非難。「バロテッリに対する私の言葉が利用された。私はただ、事態を沈静化しようとしただけ。ジョークはどの選手に対しても使う」と述べ、バロテッリ個人に対し、人種差別をする意図はなかったと釈明した。

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■“スーペル・マリオ”であることの代償

またブレシア会長は、夏のバロテッリ獲得について振り返り、自身の見解を示した。

「過去に戻ることができるのなら、バロテッリに対し、本当にブレシアに来る意志は固いのかどうか確かめたかったと思う。この選択は、バロテッリにとっても我々にとっても、想像した以上の賭けだった。バロテッリはみんなが考えているよりも繊細なんだ。彼は今、最初に想定していたよりも大きな重荷を感じ取っている」

さらに会長は、バロテッリが直面している困難に理解を示しつつ、選手を放出する意思がないことを強調した。

「バロテッリは、“スーペル・マリオ”として見られていることの代償を払っている。彼は残留争いに慣れていないため、この任務を軽く見誤っていたのだろう。だが私はタオルを投げ込むつもりはない。チームを去りたい者には扉を開くが、誰も追い出すつもりはない」

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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