ビジャレアルMFブルーノ・ソリアーノは、同クラブの選手がスペイン代表に招集されにくい理由の一つとして、メディアにあまり扱われないことを挙げている。
リーガエスパニョーラで安定して成績を収めるビジャレアルだが、スペイン代表に招集される選手は数少ない。現在ワールドカップ欧州予選を戦っているメンバーには、一選手も招集されていない状況だ。
スペイン『パネンカ』とのインタビューに応じたビジャレアル主将ブルーノは、その理由の一つとしてメディアの同クラブの扱い方を挙げる。人口5万人の町のクラブであるビジャレアルは、スペインのスポーツ全国紙でも半ページ取り上げられれば良い方だが、その扱いの少なさが影響しているという。
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「確かに、ほかのチームメートが心地良く感じているようなメディアが僕たちにはない。だからより懸命に働く必要がある。例えば、現在ビジャレアルにいる選手たちは代表でも重要な役割を務められるはずだ。だけど、世の中はこういう風に機能しているんだよ。もちろん、代表に招集される選手たちは、そこでプレーするに値するんだろうけど」
ブルーノ・ソリアーノは一方で、ポジションが重なるバルセロナMFセルジ・ブスケッツの存在によって、自身が代表に呼ばれないとの意見にこう返答した。
「分からない。でも僕にとって彼は偉大な選手で、そのポジションでは世界有数の存在だ。僕が代表でプレーしていないのが、彼のせいだなんて感じていない。もっと代表でプレーしたいという思いがあるのは確かだが、代表には素晴らしい選手たちがいて、そこでプレーできないのは僕だけじゃないんだ」
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