2017-11-11-brazil-eleven(C) Getty Images

ブラジルにとって日本戦に意義はあったのか?現地記者がこの一戦を分析

日本代表は10日、国際親善試合でブラジル代表と対戦し、1-3で敗れた。この試合をブラジル側はどのように見ているのか、『Goal』ブラジル版のマテウス・ハルブ記者に話を聞いた。

ハルブ氏はゲームを「静かで、支配的な勝利でした」と総括。「恐らく予想通りのことですが、通常のブラジル代表では先発ではないフェルナンジーニョ、ダニーロ、ジュリアーノといった選手が素晴らしい働きをしました」と評価した。

ブラジル代表は36分までに大量3ゴールを奪って圧倒的な力量を見せるも、後半は無得点に終わった。「前半を支配した後、後半に少し緩みが出たのは自然なことです。同時に、チッチ監督が後半の45分間にチームへ変化を加え始めたからです」と分析した。

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この日本戦がブラジルにとって有意義であったかどうかを率直に語ってほしいと聞くと、「チッチ監督がよく言うことですが、最も重要なのは選手たちがチームに溶け込み、ブラジルの戦術に慣れるためにあらゆる機会を利用することです。そういう意味では意義はありました」と回答。

「しかしもちろん、一般のブラジル人の多くは、今回のワールドカップでライバルとなるであろうイングランドとの一戦を楽しみにしています。南米予選でウルグアイやアルゼンチン、チリなどを相手に素晴らしいサッカーを見せたにもかかわらずです」と国民のムードを説明してくれた。

ブラジル代表は、15日にイングランド代表との親善試合を行う。

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