2017-12-03-akita-Yuma_Masaya(C) Getty Images for DAZN

ブラウブリッツ秋田、J3参入4年目で初優勝…栃木は2位でJ2昇格/J3リーグ第34節

明治安田生命J3リーグ第34節が3日に8試合行われ、今シーズンの全日程が終了した。栃木SC、アスルクラロ沼津、ブラウブリッツ秋田の上位3クラブが勝ち点差わずか1で迎えた最終節は、栃木と沼津の直接対決がドローに終わり、秋田が勝利を収めた。この結果、秋田が優勝を決め、栃木が2位、沼津が3位という最終順位となった。なおクラブライセンスの関係上、優勝した秋田はJ2に昇格できない。

福島ユナイテッドFCは17分にPKで失点を喫するも、前半終了間際にMF星広太のゴールで追いついた。その後、星のこの日2得点目などで突き放し、3-1でグルージャ盛岡を下した。

AC長野パルセイロはギラヴァンツ北九州と対戦。33分、長野はCKの流れから最後はDF都並優太がオーバーヘッドでゴールを奪い先制した。しかし63分にMF花井聖が同点ゴールを奪い、1-1のドローに終わった。

藤枝MYFCは、4連敗中のY.S.C.C.横浜を迎えての一戦。65分にFW 枝本雄一郎のゴールで藤枝が先制すると、76分にはFW辻正男がゴールを挙げてYS横浜が追いつく。試合は1-1のドロー。

2位・沼津は首位・栃木との直接対決。栃木は勝てば文句なしの優勝、沼津も勝てばほぼ優勝が決まる。事実上の優勝決定戦とも言えるこの一戦では7分、FW薗田卓馬の今季19ゴール目で沼津が先制。引き分け以上でJ2昇格となる栃木は必死の猛攻を見せ、77分にFWネイツ・ペチュニクのゴールで追いついた。1-1のドローに終わり、栃木はJ2昇格を決めた。

勝てば優勝の可能性がある秋田は、最下位が決定しているガイナーレ鳥取との一戦。61分、MF久富賢のゴールで秋田が先制に成功する。67にはMF日髙慶太の今季初ゴールで追加点。74分にはFW遊馬将也が決定的な3点目を奪い、3-0で秋田が勝利を収めた。栃木と沼津が引き分けたため、秋田の優勝が決定。

鹿児島ユナイテッドFCは33分、得点王争いトップを走るFW藤本憲明が今季22得点目となる先制ゴール。8戦負けなしのSC相模原からリードを奪うと、藤本がハットトリックを達成するなど大量4点を奪う。対するSC相模原もFWジョン・ガブリエル、MF新井瑞希がゴールを挙げて2点差まで詰めるが、90分に鹿児島が5点目を挙げて勝負あり。5-2で相模原を下した。

カターレ富山は4連敗を含む5戦勝ちなしで、上位争いから遠のいてしまっている。開始4分でFC琉球に先制を許すと、GK永井堅梧の好セーブ連発で追加点は許さなかったものの、0-1で富山の敗戦となった。

FC東京U-23とセレッソ大阪U-23の一戦は1分、MFジャキットの加入後初ゴールでF東23が早くも先制。83分には今季限りで現役を引退するFW石川直宏が途中出場し、88分の追加点をアシストした。89分に1点を返されるも、2-1でF東23が勝利。

試合結果は以下の通り。

明治安田生命J3リーグ第34節

12月3日
福島ユナイテッドFC 3-1 グルージャ盛岡
AC長野パルセイロ 1-1 ギラヴァンツ北九州
藤枝MYFC 1-1 Y.S.C.C.横浜
アスルクラロ沼津 1-1 栃木SC
ガイナーレ鳥取 0-3 ブラウブリッツ秋田
鹿児島ユナイテッドFC 5-2 SC相模原
FC琉球 1-0 カターレ富山
FC東京U-23 2-1 セレッソ大阪U-23

※ガンバ大阪U-23は試合なし

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