ブライトン&ホーヴ・アルビオンDFのガエタン・ボングと試合中に一悶着を起こしたマンチェスター・ユナイテッドのロメル・ルカクだが、両者とも処分は免れたようだ。
25日に行われたマンチェスター・ユナイテッド対ブライトンの66分、アシュリー・ヤングのシュートがルイス・ロングの足に当たりこの日唯一のゴールが生まれる直前、ルカクとボングがコーナーキックの競り合いの最中に蹴り合っていたシーンが映し出されていた。しかし、試合中ニール・スワーブリック主審らオフィシャル陣はこれを見逃しており、警告すら提示されていない。
試合中の処分はま逃れたものの、事態を重く見たイングランドサッカー協会(FA)は調査を開始。元レフェリーの3人により構成される委員会が調査を行ったが、ルカクの振る舞いは処分に値しないと決定を下している。
最大で3試合の出場停止を受ける可能性があったルカクだが、辛うじて処分を免れた。仮に出場停止を命じられた場合、ミッドウィークのワトフォード戦に加え、12月2日のアーセナル戦、さらに12月10日のマンチェスター・シティ戦を欠場することになっていた。
今夏、イングランド史上2番目に高額な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したルカクは、リーグ戦13試合に出場し、8ゴールをマークする活躍を見せている。


