シャルケに所属するオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールは今シーズン限りでクラブとの契約が満了となる。ドイツメディア『キッカー』は、今週末にフェルテンス・アレーナで行われる、シャルケvsハンブルガーSVの一戦が、フンテラールにとって最後のホームゲームになると報じた。
現在33歳のフンテラールはPSVでデビュー後、2部AGOVVで得点王に輝き、ヘーレンフェーン、アヤックス、レアル・マドリー、ミランを渡り歩いた。05-06、07-08シーズンには、エール・ディヴィジ得点王に輝いている。そして10-11シーズンにシャルケへ加入。レアル・マドリー時代にともにプレーしたラウール・ゴンサレスとも強力な攻撃ユニットを形成し、加入2年目の11-12シーズンにはリーグ戦29ゴールを記録し、ブンデスリーガ得点王を獲得した。
今シーズンは負傷で離脱を繰り返し、冬の移籍市場でクラブはニュルンベルクからFWグイド・ブルグスタラーを補強。その後、フンテラールは2月から復帰を果たしたものの、出場機会やアピールの場が限られ、ここまで13試合2ゴール。シャルケとの契約延長には至らなかった。
現在、11位のシャルケは勝ち点41でヨーロッパのカップ戦の出場圏内でのフィニッシュにわずかな望みを残している状況。一方、対戦相手のハンブルガーSVは勝ち点34で16位に付けており、クラブ初の2部降格の危機が迫っている。
シャルケvsハンブルガーSVは内田篤人、酒井高徳がそれぞれ所属していることでも知られるが、フンテラールの最後のホームゲームであり、互いに負けられない大一番となりそうだ。




