元アーセナルのエマニュエル・フリンポン氏が、アンデルレヒトMFサミル・ナスリから受けた仕打ちを回想している。『The Athletic』に語った。
今年3月に27歳での引退を発表したフリンポン氏。2011年から2014年にかけてアーセナルのトップチームに所属した同氏と、ナスリとの険悪な仲は以前から取り沙汰されていおり、そのわだかまりが解消する見込みは未だ立っていないようだ。フリンポン氏は今回改めてナスリへの悪感情を口にした。
トップ昇格を果たした2011-12シーズン、フリンポン氏はプレミアリーグ第2節リヴァプール戦で退場。アーセナルは0-2で敗北し、若手だった同氏にとっては苦い記憶となったが、そのころ中心選手だったナスリから心無い言葉を浴びせられていたようだ。
「みんなが更衣室に戻った試合後、アーセン(ヴェンゲル)は黙っていた。彼は口を開かなかったんだけど、実はナスリがみんなの前に立って僕のせいで試合に負けたと言ったんだ」
「オーケー、それは理解できる。でも僕は考えたんだ。『僕は2回目の試合だったと思うけど、若い選手のこういった瞬間になぜプロフェッショナルがこんなことをするんだろう』とね」
プロキャリアの当初にナスリからの仕打ちを受けたフリンポン氏。しかし、自身が抱える感情を後に言い返すことができたという。
「正直、彼がアーセナルを離れた時に実際に考えていたことを伝えることができた。僕の気持ちを教えたんだ。彼のことが好きではなく、リスペクトしておらず、これからもプロ選手としてリスペクトすることは決してないだろうと伝えたよ」
「アーロン・ラムジーに聞いてもいいし、ジャック・ウィルシャーに聞いてもいい。僕が誰かを軽視することはまったくなかった。でも、ナスリは好きじゃなかったし、あんな奴をこれから好きになることも絶対にないというのは事実だ」
「もし彼が50億ドルをくれたとして、それでも好きになることはないだろうね」
ナスリは、2011年夏にマンチェスター・シティに移籍。すると、リーグカップで実現した古巣アーセナル戦ではピッチ上でフリンポン氏と言い争いになり、ロッカールームへ向かうトンネル内でも衝突があったことが報じられた。フリンポン氏は、その時のことも以下のように明かしている。
「試合中、彼は僕のことを買うことができると言ってきた。あの男がどれほど馬鹿なことか。彼はお金持ちだからそうできただろうけど、敬意を欠いている」
「そういったことが起こったんだ。彼はいじめっ子だと感じたし、若手選手を助けることができるシニアプレーヤーとしての責任を知らなかったように思う」
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