フラムがマンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWオスカー・ボブを、2700万ポンド(約57億円)で獲得することで合意に達したようだ。『BBC』が伝えた。
現在22歳のボブは、2023年にアカデミー時代を過ごしたマンチェスター・Cでプロキャリアをスタートさせた。ただ、ボブにとって、今シーズンは試練の連続だった。昨夏に脚を骨折して長期離脱を強いられた後、ようやく戦列に復帰したものの、12月17日のカラバオカップ・ブレントフォード戦で再び負傷。開始20分でピッチを去って以降、実戦から遠ざかっている。
さらに、今冬の移籍市場でクラブがアントワーヌ・セメンヨを獲得したことで、前線の序列はさらに低下。ペップ・グアルディオラ監督は、ボブが移籍を望んでいるのかという問いに対し、「そう思う」と認め、その決断を尊重する姿勢を見せていた。
『BBC』によると、今週、ボブを巡って両クラブ間での交渉が最終合意に至ったようだ。22歳のアタッカーを巡る契約には、将来的な転売時の20%の売却条項に加え、マンチェスター・C側が将来、他クラブから届くオファーと同額を提示すれば優先的に交渉できる「優先交渉権」が含まれているという。
これはマンチェスター・Cが有望な若手を放出する際の常套手段であり、今夏にバーンリーからニューカッスルへの移籍が迫っていたGKジェームズ・トラフォードを土壇場で再獲得した際にも活用された極めて実利的な条項である。
マルコ・シウヴァ監督率いるフラムは、直近のリーグ戦7試合でわずか1敗と絶好調。現在7位と欧州カップ戦争いにも名乗りを上げており、ボブの加入がさらなる勢いを生み出すことになるようだ。


