トッテナムに所属するヤン・フェルトンゲンが、ベルギー代表の歴代最多出場記録を更新した。
7日の4-3で勝利したボスニア・ヘルツェゴビナ戦に出場したフェルトンゲンにとって、この試合が代表通算96試合目となり、ヤン・クーレマンス氏の持つベルギー記録に並んでいた。そして10日に行われたキプロス戦のピッチにも立った同選手は、同国の最多出場記録を「97」に塗り替えている。
代表記録に並んだボスニア・ヘルツェゴビナ戦の後、フェルトンゲンは「彼(エデン・アザール)が僕にキャプテンマークを巻くように言ってきた。でも僕は断った。彼を押し退いてスポットライトを浴びたいと思う選手ではないんだ。1試合目や95試合目、97試合目などにかかわらず、試合に出ることだけを願っている普通の選手だ」とコメントを残した。
2007年6月のポルトガル戦で代表デビューを飾ったフェルトンゲンは、足掛け10年でベルギー代表の新記録を打ち立てている。
