ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを巡り、サウジアラビアからも獲得に本腰のクラブが現れたようだ。
昨季途中にミランへとローン移籍したものの、パッとしない形で終わり、この夏にひとまずチェルシーに復帰したフェリックス。だが、先のクラブワールドカップ(CWC)のメンバーから外れ、さらなる移籍が濃厚視されるところだ。
そこで獲得に名乗りを上げるのが古巣のベンフィカ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、選手の代理人を務めるジョルジェ・メンデス氏がチェルシーとも関係良好とし、前向きに交渉が進むとみられる。
フェリックス本人もベンフィカ復帰に前向きとされたが、ロマーノ記者の続報によれば、ここにきてアル・ナスルの動きが確認されたという。すでにチェルシーに完全移籍のオファー、そして選手にも契約条件を提示した模様だ。
さらには合意に近づいているとし、最終的な詳細は今後24~48時間以内にも協議がなされる見通しとのことだ。
実現すればポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとクラブレベルでもチームメイトになる移籍だが、25歳にしてサウジアラビアに活躍の場を移すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
