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フィンク監督、神戸の現場で直面する「難しさ」とは?独メディアのインタビューで告白

21:29 JST 2019/11/08
2019-06-07 Thorsten Fink
「それこそを難しく感じる」

ヴィッセル神戸率いるトルステン・フィンク監督は、ドイツのニュースポータル『t-online.de』のインタビューに応じ、監督として日本の現場で直面する「難しさ」を明かした。

ボルシア・ドルトムント下部組織育ちで、現役時代は主にバイエルン・ミュンヘンで過ごした現在52歳のフィンク監督。2006年にはレッドブル・ザルツブルクのユースの監督に就任して監督業に挑み、後にはバーゼルやハンブルガーSV、オーストリア・ウィーンなどで指揮を執っている。

そして今年6月、フィンク監督は神戸指揮官に就任。インタビューでは日本での生活や日本人の国民性を絶賛する一方で、神戸の現場については課題も口に。「遠慮深さが評価される日本文化だが、ドレッシングルームの雰囲気は?」と問われると、次のように返している。

「ここでは監督は絶対的なボスで、すごくリスペクトされている。日本人選手のなかでは私に批判を向けるようなことは絶対にしない。だが、それこそをここで難しく感じるのだよ」

「選手たちに意見を言うことを求めるのが難しい。2人で話すときでも良い。いつも『はい、そうします』ではなく『違う風にやってもいいか?』と聞き返して欲しい。彼らに創造的であって欲しいが、それは簡単なことではない。ここでは監督に対するリスペクトがすごく大きい。もちろんそれには悪い気分はしないけどね」

同監督は選手とのコミュニケーションの改善に取り組んでいるという。

「選手たちが根本的に以前よりコミュニケーションを取り、私と話すことを求めるようにはなってきて、ある程度上手くできるようになっている。このメンタリティーは日本の文化に根付いているものだ。でも外国人の同僚がいて、彼らからの影響も多少はあるかと。例えばルーカス・ポドルスキは賑やかなタイプだからね(笑)」

一方で、ドイツ人指揮官が挙げるもう一つの「難しさ」は、外国人選手が合計8名所属する神戸特有の事情とのこと。ポドルスキが長期離脱から復帰したことで、外国人枠の使い方に悩まされているようだ。

「彼(ポドルスキ)を除いても7人の外国人選手がいる。トーマス・フェルマーレンやダビド・ビジャ、アンドレス・イニエスタといった選手たちだ。メンバーは5人しか入れてはいけなく、その5人は出場できるが、今までの5人が常に結果を出していた」

「例えばフェルマーレンだが、彼はセンターバックだ。最近の試合は常にプレーしている。彼を外すとセンターバックを1人欠くことになる。なので、それぞれの試合で誰が一番助けになり得るか、常に的確に分析して突き止めなければいけない。現在、一番苦労しているのはそういったところだよ」

また、「ルーカスはこの事情をもちろん理解してくれている」とポドルスキの様子に言及。「彼は素晴らしく振る舞い、いつも全力だし、調子もどんどん上がってきた。我々のために大事な試合をプレーすることを確信している」と同胞の選手の状態についても語った。

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