Liverpool celebrate 2019-20Getty Images

フィルミーノ土壇場決勝弾!欧州王者リヴァプールがモンテレイ下し決勝へ

現地時間18日、クラブワールドカップ2019の準決勝が行われ、欧州王者のリヴァプール(イングランド)に北中米カリブ海王者のモンテレイ(メキシコ)が挑んだ。

いよいよ初戦を迎えた欧州王者だが、守備の要であるフィルジル・ファン・ダイクが欠場。さらにはロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、トレント・アレクサンダー=アーノルドといった主力選手がベンチスタートとなり、ジェルダン・シャチリやアダム・ララーナ、ディヴォック・オリギらに先発のチャンスが与えられた。

トーナメントということもあって互いに慎重な立ち上がりとなったが、先制点は突如として訪れる。11分、ゴールに背を向けたボールを受けたサラーが、鋭い反転とともに対峙したDFの股を抜くパスを通す。これに抜け出したナビ・ケイタが冷静に沈め、リヴァプールが先手を取る。

しかし、モンテレイもすぐさま反撃。14分、ヘスス・ガジャルドのボレーはGKアリソンが素晴らしい反応ではじいたものの、目の前にいたロヘリオ・フネス・モリがこぼれ球を押し込んであっさりと同点に追いつく。

追いつかれたリヴァプールは23分、サラーのパスからミルナーが抜け出すもGKマルセロ・バロベロが体を張ってブロック。モンテレイも27分、ドルラン・パボンの強烈なミドルシュートを放つが、ここはGKアリソンがファインセーブで切り抜けた。

1-1のまま迎えた後半、最初のチャンスはモンテレイ。50分、ペナルティーエリア手前左からのFKを、パボンが直接狙う。鋭いキックが枠を捉えるが、ここはGKアリソンが横っ飛びではじき出した。

リヴァプールの決定機は58分、エリア内でボールを受けたケイタが個人技で突破し、そのまま右足を振り抜く。しかし、これはコースが甘くGKバロベロの守備範囲だった。

68分、リヴァプールはあまり目立てなかったシャチリに代わってマネを投入。74分には、右サイドを抜けたジェームズ・ミルナーの折り返しをゴール前でフリーとなっていたオリギ、マネが被ってしまい押し込めず。直後にはミルナーに代えてトレント・アレクサンダー=アーノルドを投入した。

一足先に決勝へと駒を進めているフラメンゴ(ブラジル)の面々がスタンドから見守る中、リヴァプールは85分にオリギを下げてフィルミーノを投入。ようやく最強3トップが出揃った。

それでもモンテレイの組織的で粘り強い守備がなかなか崩れず、勝負は延長戦へともつれ込むかに思われたアディショナルタイム。右サイドで粘ったサラーの戻しをアレクサンダー=アーノルドが低いボールで入れると、ニアサイドに飛び込んだフィルミーノがワンタッチで流し込み、土壇場でリヴァプールが勝ち越しに成功する。

残り少ない時間でモンテレイも必死の攻撃を仕掛けたが、逃げ切ったリヴァプールが南米王者フラメンゴとの決勝へと駒を進めた。

■試合結果
モンテレイ 1-2 リヴァプール

■得点者
モンテレイ:モリ(14分)
リヴァプール:ケイタ(11分)、フィルミーノ(90+1分)

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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