リヴァプールFWロベルト・フィルミーノは、人種差別的発言をしたとしてイングランドフットボール協会(FA)の調査対象になったようだ。
5日に行われたFAカップ3回戦で、リヴァプールとエヴァートンが激突。白熱した「マージーサイド・ダービー」は、新加入DFビルヒル・ファン・ダイクのゴールが決勝点となり、リヴァプールが2-1で制した。
しかし、この試合ではある事件が発生していたようだ。エヴァートンDFメイソン・ホルゲートが、ボールがタッチラインを超えていたにも関わらずフィルミーノをプッシング。バランスを崩したリヴァプールFWは、そのままスタンドに入ってしまった。
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このシーンで、ブラジル代表FWはホルゲートに対し人種差別発言をしていたという。主審のロバート・マドレー氏はこの場面で措置を取らなかったが、第4審に申告。さらに、試合後FAに提出するレポートで、人種差別発言があったことを報告したようだ。
この問題に関し、リヴァプールは調査に全面的に協力することを宣言。そして「調査は進行中のため、これ以上コメントはできない」としている。また、サム・アラダイス監督とユルゲン・クロップ監督の両指揮官も、調査中はノーコメントであるとの立場を取っている。
もし人種差別発言が認められれば、フィルミーノが処分を受けることは間違いないようだ。