アトレティコ・マドリーDFフィリペ・ルイスが、同FWアントワーヌ・グリエズマンのバルセロナ移籍報道について語っている。
公式戦ここ11試合で6得点4アシストと調子を上げるグリエズマンだが、個人合意に至ったとも報じられたバルセロナへの移籍の可能性は、今もサポーターの関心事となっている。
しかしながらフィリペは、グリエズマンがアトレティコに残留する気持ちがあるのではないかとの見解を示す。18日のリーガエスパニョーラ第24節アスレティック・ビルバオ戦(2−0)終了後、記者会見に出席した左SBは、次のように語った。
「彼のテクニックのレベルは、チームメートたちの上をいく。このクラブで、あれだけのクオリティーを持っている選手はほんのわずかしかいなかった。その将来は彼次第で、彼が望むようになるだろう。変化を求め、違う場所を求める選手もいるけど、彼についてはそうじゃないことを願っている」
「グリエズマンはこのクラブで永遠にその名を刻むことができる。思うに、彼は退団を望んでいない。ここで気持ち良く過ごしているし、ここには彼が必要とするすべてがある。このチームはグリエズマンのためにプレーしているんだよ」
グリエズマンの去就について語るフィリペだが、自分自身はアトレティコからチェルシーへと移籍し、その後アトレティコに復帰した過去を持つ。
「僕も出て行ったが、幸運なことに戻ってこられるチャンスを得られた。全員にそういったチャンスがあるわけじゃない。僕は恵まれているし、とても幸せだ」


