Marco Sportiello Alejandro Papu Gomez Fiorentina AtalantaGetty Images

フィオレンティーナSD、介入しないVARに怒り「何のためにある?黙ってられない」

フィオレンティーナのカルロス・フレイタスSD(スポーツディレクター)が24日、イタリアメディア『プレミアム・スポーツ』のインタビューに応じ、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)制度に疑問を呈した。

フィオレンティーナは24日のセリエA第6節でアタランタと対戦。12分に19歳のFWフェデリコ・キエーザのゴールで先制するも、アディショナルタイムにスイス代表MFレモ・フロイラーに同点ゴールを許し、勝利をつかみ損ねた。

フレイタスSDはこの試合において、フィオレンティーナにPKが2回、与えられるべきだったと主張し、62分にアタランタに与えられたPK(アレハンドロ・ゴメスが失敗)は認められるべきでなかったと怒りの声を上げた。

「失われた2ポイントは戻ってこない。我々は勝利に値していたが、またもや誤った裁定で運がなかった。VARは何のためにあるのか教えて欲しい。ミラノでのインテル戦でも2回、我々のチャンスになるはずの場面があったが、VARは介入しなかった」

「今日については、アタランタへのPKはなかったはずだ。こちらには2回、(ダヴィデ)アストーリと(ジウ)ディアスに対するファウルでPKを与えられるべきだった。このような事態に黙ってはいられない。クラブや選手たち、観客の努力の結果がこのような誤審に左右されてしまうのはおかしい。技術的な手段を持ちながらも今回のようなケースに介入しないなんて、黙っていられるはずがない」

■両指揮官のVARへの見解は?

指揮官のステファノ・ピオリもフレイタスSDに同調し、「審判の判断が物議を醸すようなものだったことは否定できない。公平な目で主審の判断を見ても、アタランタにあのPKが与えられたのだったら、ウチにも与えられるべきだった。残念だが今夜の主審の態度は公平ではなかった」とコメントしている。

一方、アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニは「あのような試合をしておいて、よく主審を非難する勇気があるものだ。裁定は有利に働くこともあれば不利になることもある。今日はアタランタが勝つべきだったということ」と述べ、フィオレンティーナの批判を一蹴した。

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