元マンチェスター・ユナイテッド指揮官のルイ・ファン・ハール氏は、古巣にリベンジするチャンスを虎視眈々と狙っているようだ。
2014年にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したファン・ハール氏は、2016年にFAカップを制するも同シーズン終了後に、ジョゼ・モウリーニョ現監督に押し出される形で、オールド・トラッフォードを後にした。
マンチェスター・ユナイテッドを解任されて以降、ファン・ハール氏は無所属が続いており、これ以上クラブの指揮官として働く意志はないと指導者としての引退を主張。しかし、例外としてマンチェスター・ユナイテッドと対戦するチャンスのあるプレミアリーグのクラブからオファーがあれば、受諾するつもりのようだ。
オランダで『デイリー・ミラー』の取材に応じたファン・ハール氏は「クラブで指揮を執ることはもうないだろう」とクラブレベルのフットボールに携わることはないと明かした。
しかし、同氏は「1つだけ例外がある。仮にイングランドのビッグクラブが私に接触するようなことがあれば、そのオファーを受け入れるだろう。なぜならマンチェスター・ユナイテッドに一泡吹かせるチャンスがあるからだ」と思わぬ形で去ることになった同クラブへのリベンジに燃えているようだ。今季、エヴァートンは今シーズン途中にサム・アラダイス監督を招へいしたが、実際にファン・ハールはエヴァートン指揮官のポストに関心があった模様。
自身がマンチェスター・Uの指導者時代、まだ退任が決まっていないにもかかわらず、フロントが当時無所属だったモウリーニョ監督へアプローチしていたことをいまだに根に持っているとファン・ハール氏は話している。


