ルイ・ファン・ハール氏は、フレンキー・デ・ヨングがバルセロナではなく、ユヴェントスに行くべきだったと考えているようだ。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で躍動し、国内2冠を達成したアヤックスで大きな注目を集めたデ・ヨング。昨夏にはバルセロナに移籍し、ここまで公式戦34試合でプレーするが、オランダ時代のパフォーマンスレベルには達しておらず、ポジションの違いがこの理由ではないかとも考えられている。
同郷デ・ヨングの現状を受け、ファン・ハール氏は『Ziggo Sport』で「私はもうバルセロナのコーチではない」と前置きしながらも、現在中盤の左でプレーするオランダ代表MFのディフェンスラインでの起用を提言した。
「フレンキーにはスピードがあり、センターバックとしてもプレーできる。それに、ディフェンスに関する洞察力も持っている。フレンキーをディフェンスで起用すれば、バルサの中央の守りは大きく改善する可能性がある。異なる文化の国に来たばかりの22歳の若者と考えれば、彼はよくやっている。それに、高額な移籍金もさらなるプレッシャーを与えている」
また、「フレンキーは(エルネスト)バルベルデの希望により加入したが、今は異なるコーチになった。彼が望んだ選手ではないから、今後の起用法にも影響を与えかねない」と指揮官交代がデ・ヨングの立場を難しいものにしている可能性があると話したオランダ人指揮官は、カンプ・ノウで同選手が輝けない理由についても語り、ユヴェントスに行ったマタイス・デ・リフトと移籍先を交換すべきだったと主張した。
「彼は彼のポジションでプレーできていない。アヤックスではみんなが彼を探し、彼が試合の中心だった。一方、バルサではそのようにできない。大きな違いがあるんだ。マタイス・デ・リフトを買うべき1つのクラブがあるとすればそれはバルセロナ。フレンキーは代わりにユヴェントスに行くべきだった。バルサにはデ・ヨングよりもデ・リフトのような選手がいない」
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