パリ・サンジェルマン（PSG）FWキリアン・ムバッペは、アタッカー4人同時起用に一定の満足感を示した。
8日に行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ準々決勝で、サンテティエンヌと対戦したPSG。ホームで迎えた大一番では、相手を圧倒。2分にマウロ・イカルディが先制点を奪うと、67分までにさらに5点を追加。1点を返されはしたが、6-1と大勝を収めた。PSGは2020年初戦となったクープ・ドゥ・フランスでも6-0と圧勝。2試合で12得点1失点とこれ以上ないスタートを切った。
この試合でトーマス・トゥヘル監督は、ムバッペ、イカルディ、ネイマール、ディ・マリアを同時起用。ムバッペは1ゴール2アシスト、イカルディは3ゴール1アシスト、ネイマールは1ゴール、ディ・マリアは1アシストと、素晴らしい連携を見せた。
フランスでは“ファンタスティック・フォー”とも呼ばれた4人同時起用について、ムバッペはも手ごたえを感じているようだ。ミックスゾーンで以下のように語った。
「明けましておめでとう！ 素晴らしい試合だったね。メンタル面でも良い状態だった。前へ進む意志を示し、将来の糧になるものだった。でも、まだ始まったばかりだよ。自覚はあった。このレベルの選手たちが少ない努力を提供するだけでは、十分ではないとね。その後もまだ完全ではない」
「それでも、本当に良くなっているんだ。僕の後ろにいる選手たちはとてもクールで、安心を与えてくれて、良い形でボールをくれる。ギブ・アンド・テイクだね。全員がこのアドバンテージを利用できる」
悲願のチャンピオンズリーグ（CL）制覇を目指すPSGは、決勝トーナメント1回戦でドルトムントと対戦する。「“ファンタスティック・フォー”はCLでも機能するのか？」と問われると、「僕は預言者ではない。でも、システムに関係なく可能な限り機能するよう戦うよ。決めるのは監督だ」と語っている。
最後に契約延長について問われた21歳は、「僕の意思は、シンプルにフットボールをプレーすること、シーズンに集中することだ。多くのことが起っている。クラブの状況は穏やかで安定しているし、それについては話す時じゃないね。今はフットボールの時間なんだ。多くの試合があるし、シーズンに集中したい」と明言を避けた。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
