ファルカオ「誰もまだ勝ち上がれるとは思っていない」ドルトムントの逆襲を警戒

モナコのFWファルカオが、CLラウンド8のドルトムント戦を前に、ドイツメディアの取材に応じた。ファルカオ所属のモナコは第1戦で勝利したものの、第2戦で逆襲を狙ってくるであろうドルトムントへの警戒心を露わにしている。

現地時間19日、チャンピオンズリーグ準々決勝の第2戦、モナコvsドルトムントが行われる。

ドルトムントホームで11日に行われる予定だった試合はドルトムントのチームバスが爆破される事件が起こり、翌日に延期。その試合はアウェーのモナコが2－3で勝利を収めて、第2戦を前にモナコが優勢に立つ形に。

しかし、モナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、ドルトムントとの第2戦を前に、まったく気が抜けない状況にあるとドイツメディア『キッカー』に語っている。

「ドルトムントは偉大で素晴らしいチームだ。第1戦は僕らが勝利した形になったが、モナコの誰もがまだラウンド8を通過したとは思っていない」

ホームで行われる第2戦を前にファルカオは「次のドルトムント戦は決勝のような戦いになるだろう」と続け、アウェーで逆転での勝ち上がりを狙ってくるであろうドルトムントに警戒心を示した。

ドルトムントは第1戦の前にマルク・バルトラが爆破で右手首を負傷するという被害に遭い、メンタル面で少なからず影響があったのかオウンゴールなどもありホーム戦では2－3で敗れた。ファルカオにとって、逆襲を狙うドルトムントとの第2戦は気が抜けない状況となっているようだ。