4日に公式会見に臨んだスペイン代表DFジェラール・ピケだが、その場で現在のカタルーニャ州とスペインの関係を独特の言い回しで表現している。
カタルーニャ出身のピケは、1日に行われた独立の賛否を問う住民投票後、スペイン政府のやり方を非難するコメントを残してバッシングを喰らっている。スペイン代表の練習中には、「代表から外れろ!」などと厳しい声が飛んだ。
自身の発言を説明するべく、ピケは公式会見に姿を現した。そこで、代表でのプレー続行を明言している。
「ロシア・ワールドカップが終わった後も、代表でのプレーを続ける可能性は考慮している。裏口から出て行くような真似はしたくない。このチーム、サッカー連盟は僕を支持してくれている。彼らのためにも続けたい」
「できることなら、スタンドで僕にブーイングを浴びせる人たち全員と、夕食でも一緒にしたい。そうすれば、彼らはブーイングをしなくなるだろう。ソーシャルメディアでのコメントは、いかなる解釈もできるものだけれどね」
独立へと向かうカタルーニャだが、ピケは中央政府との対話が必要だと説いている。
「カタルーニャは、独り立ちを望む18歳の息子のようなものだ。スペイン政府は、席に着いてカタルーニャと話し合わなければならない。対話がお互いの距離を近付けてくれる。一番大事なのは敬意と対話なんだ」
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