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ビッグクラブが注視する19歳ザニオーロにバティストゥータが助言「ローマ残留は…」

ガブリエル・バティストゥータ氏は、古巣ローマの新星ニコロ・ザニオーロに対し、アドバイスを述べた。

元アルゼンチン代表のガブリエル・バティストゥータ氏が14日、イタリア国営放送『RAI』のテレビ番組に出演し、ローマの19歳MFニコロ・ザニオーロについて見解を示した。

ザニオーロは昨夏、インテルからローマに移籍すると、前指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコの下で徐々に出場機会を増やし、レギュラーの座をつかんだ。昨年12月にはクラブのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏を彷彿とさせるクッキアイオでセリエA初ゴールを記録。チャンピオンズリーグにおいても、2月のポルト戦でドッピエッタ（1試合2得点）を決める活躍を見せて大ブレイクを果たした。

将来性豊かな19歳の若者は現在、ローマと契約更新に向けて交渉中だが、ユヴェントスやマンチェスター・シティなど各国のビッグクラブがその動向を注視しており、中でもバイエルン・ミュンヘンは、5000万ユーロ（約63億円）の獲得資金を準備しているとの報道がなされた。2000年から2003年にかけてローマでプレーし、スクデットを獲得したこともあるバティストゥータ氏は、ザニオーロにアドバイスを送った。19歳のスターの残留を望むサポーターの意見に従う必要はないと釘を刺した。

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「ローマに残留するか、移籍するかどうかについては、彼が何を求めているかが非常に重要だと考える。1つのユニフォームのために自身のキャリアを懸けたいのなら、自分の気持ちに従うべきだ。ローマに残留するにあたり、サポーターが彼の残留を求めていることが唯一の理由であれば、上手く行かないだろう」

今夏の移籍市場に向けて、ザニオーロがどんな決断を下すのか、今後の動向は注目されるところだ。